「SPP (シリアルポート・プロファイル: Serial Port Profile)」はインターフェースでは無くて「Bluetooth プロファイル(※)」の一つなのですが、機器と機器の間を Bluetooth 経由で接続する場合に良く使われているのでここで説明します。

※ 他にもキーボードやマウスを接続するための HID 、イヤホンを接続するための HSP とか A2DP などがあります。詳しくはリンク先を参照して下さい。

SPP を使うと機器間は仮想のシリアルケーブルで繋がっている状態になるので機器上に仮想のシリアルポートが出来ます。
従って SPP を使うことで、プログラムの内部的には UART や RS-232C を使ったシリアル通信の時と全く同じ手順で情報を送受信できます。