Git を利用するにあたり、「ワーキングツリー」「HEAD」「インデックス」という3つの用語も知っておく必要があります。
「ワーキングツリー」はユーザーが作業中のフォルダのことで「ワークツリー」や「ワークディレクトリ」とも言います。
ワーキングツリー内にあるファイルは Git でバージョン管理することが出来ます。
「HEAD」はリポジトリの最新コミットを示す識別子のことです。
コミットを実行すると Git は更新内容の「スナップショット」を作成してリポジトリに保存します。
(ややこしいことに)スナップショットの事も「コミット」と呼んでいますので、開発が進むにつれてコミットが複数出来ることになります。
最新のコミットのことを「HEAD」といいます。
「インデックス」はコミットを実行する前に更新内容を一時的に保存する場所のことで「ステージ」ともいいます。
インデックスに更新内容を一時保存することを「インデックスに登録する」とか「add する」とか「ステージングする」とか言います。
インデックスを使わないでいきなりコミットしても良いのですが、インデックスを使わないとコミットの数が無駄に増えるので、使っておいた方が無難だと思います。