Java も、C言語などと同じ様にまずソースコードをコンパイルしてバイナリファイル(正確には Java バイトコードと呼びます)を作る必要があります。
一般に Java のソースコードの拡張子は「.java」で、バイナリファイルの拡張子は「.class」です。

コンパイルしてバイナリファイルを作ったら次はプログラムを実行します。
ただしバイナリファイルはそのままでは実行できません。
Java のプログラムは「Java 仮想マシン」と呼ばれる仮想のコンピュータ上で動かすという仕組みになっています。

では早速ソース 1 に示した Hello World のソースコードを使って、コンパイルと実行をしてみましょう。

ソース1: Hello World
public class Main{
    public static void main(String[] args) {  // メインメソッド
        System.out.println("Hello World");
    }
}

1 行目の「public class Main」についてはこちらで説明しますが、ここでは一旦置いておきます

2 行目の「public static void main(String[] args)」が Java 言語のメイン関数になります。
このメイン関数の中で文字列 "Hello World" を画面に表示しています。

なお Java では関数のことを「メソッド」と呼びますので、以降はメイン関数を「メインメソッド」と呼ぶことにします。