図1. スクラム開発のプロセス(再掲)

 

スプリントの最後にリリースをしたら保守・運用に移ります。

ただしリリースしたら原則的に開発終了となるウォーターフォールと異なり、スクラムでは保守・運用をしながら開発作業も同時並行しておこなわれます。
それに伴って、開発チームと保守運用チームが協力して保守運用を行う「DevOps(デブオプス)」という概念も最近は一般的になってきましたが、今回のアクティビティでは DevOps については取り扱わないので興味のある人は自分で調べて下さい。

とはいえ、様々な理由(内容が陳腐化した、ユーザーが減った、etc.)でいずれは開発作業を終えるときが来ます。
その際には「クロージング」をおこなって、開発全体を通した振り返り等の総まとめをして開発作業を終えます(ただ保守運用はしばらく続ける場合が多いです)。