カンバンの方式も色々あるのですが、今回は最もシンプルな「ToDo - In Progress(Doing) - Done」カンバンについて説明します。


(ステップ1)

ホワイトボードなどの描画領域を横方向に 3 分割し、左の領域から

とタイトルを書き込みます。
意味は上から順に「すること」「作業中」「作業済」となります。


(ステップ2)

プロジェクトに含まれる「タスク」(WBSではアクティビティと呼んでいましたがカンバンではタスクと呼ぶことが多いみたいです)を抽出し、付箋やカードなどに書き込みます。
タスクを抽出する際に WBS を活用しても良いでしょう。

全てのタスクを抽出したら、それらを「ToDo」領域に貼り付けます。


(ステップ3)

タスク間の依存関係を考慮しながら自分が担当するタスクを選び、自分の名前を書き込み、「In Progress (または Doing)」領域に移します。

※ 依存関係のためタスクを選べず待ち時間が生じる場合もあります


(ステップ4)

自分が選んだタスクを実行し、作業が完了したらタスクを「Done」領域に移します。


(ステップ4)

この時点で全てのタスクが「Done」領域にあればプロジェクト完了です。

まだタスクが残っている場合はステップ 3 に戻ります。