1. ADC とは


演習 3-1 (個人PC): ADC を使ってみましょう。プログラムの仕様は以下の通りです。

仕様:

  1. ANC1(=RC1)をアナログ入力にする
  2. ANC1 に可変抵抗を接続する
  3. 1000ミリ秒ごとにA/D変換をおこない、シリアル通信を使ってAD変換の結果を取得する。

プロジェクト「IO_2_1」を「IO_3_1」にコピーします(プロジェクト名を右クリックして Copy を選択)。
プロジェクト IO_2_1 を閉じます(プロジェクト名を右クリックして Close を選択)。
(もし開きっぱなしになっていたら) 前のプロジェクトで開いていたソースを全て閉じます。
main.c を開いて例3を有効にします。
仕様に従って setup 関数と run 関数の内容を書き換えます。
回路を作成します。

以下の設定に従って回路を作成して下さい。
(*) が前の演習からの変更箇所です。

ピン配置設定・回路接続方法:

01: VDD(3.3V)
02: RA5
03: RA4
04: MCLR/VPP -- PICKit の 1: NMCLR ※ プルアップ抵抗不要
05: RC5
06: RC4
07: RC3
08: RC6
09: RC7
10: RB7

11: RB6
12: RB5/Tx -- RN-42 の J2-7 : Rx
13: RB4/Rx -- RN-42 の J2-6 : Tx
14: RC2
15: (*)RC1/ANC1 -- 可変抵抗の中央ピン
16: RC0 (GPIO出力) -- LED
17: RA2 (GPIO入力) -- タクトスイッチ ※ プルアップ抵抗不要
18: ICSPCLK(PGC) -- PICKit の 5: PGC
19: ICSPDAT(PGD  -- PICKit の 4: PGD
20: VSS(GND)

書き込みボタンを押して正常に動作する事を確認して下さい。
テスターでPICに入力される電圧を測定し、以下の「AD変換対応表」を完成させて指定場所に記載して下さい。


入力電圧AD変換結果
0V ?
1V ?
2V ?
3.3V ?