前ページで定義した時間領域アナログサイン波

\[ f(t) = a \cdot \sin( w \cdot t + \phi ) \]

または

\[ f(t) = a \cdot \cos( w \cdot t + \phi ) \]

に含まれるパラメータ $a$ は実数の定数であり、ボルトやアンペア、温度、音量などの物理量の大きさを表します。

この $a$の値を変えるとグラフでは縦方向の大きさが変わります。
$a$ の取り得る範囲は実数全体ですのでマイナスでも 0 でも構いませんが、マイナスの場合は上下が反転したグラフになり、$0$ の場合は直線 $f(t)=0$ になります。