ここでは GitHub 上に作ったリモートリポジトリを使って多人数(今回はAさん、Bさん、Cさん、Dさんの4名)で共同開発をする演習を行います。
まず A さんに GitHub 上でリモートリポジトリを作成してもらい、他のメンバーを登録します。
A さんは GitHub にログインし、演習1-3を参考に「gitremote」という名前でリモートリポジトリを新規作成する。
※ README.md の作成も忘れずに
A さんは GitHub の gitremote リポジトリの「Code」ページを開く。
A さんは 「Add File」ボタンを押し、「Create new file」を選択肢、ファイル名に「hoge.txt」、中身に「name?」(改行無し)と入力し、「Commit new file」ボタンを押す。
A さんは「hoge.txt」が「gitremote」に追加されている事を確認する。
A さんはgitremote リポジトリの「Settings」タブの「Collaborators」の「Manage access」の「Add people」ボタンを押し、B、C、DさんのIDかメアドを入力してメンバー登録する。
※ IDやメアドを間違えると赤の他人を登録しちゃうので注意
B、C、Dさんは A さんから招待メールが届くのを待つ。招待メールが届いたら承認リンクから登録手続きをする。
全員の登録が終わったら A さんは「Manage access」欄を再読込し、全員がメンバー登録されていることを確認する。
B、C、Dさんは右上のメニューから GitHub 全体の「Settings」ページを開き、「Repositories」に「gitremote」が表示されていることを確認する。
次にリモートリポジトリ「gitremote」をローカルリポジトリとしてクローンします。
全員、「gitremote」の「Code」のページを開き、「Code」ボタンを押し、「SSH」タブをクリックして出てきたアドレス(git@github.com:(Aさんのユーザー名)/gitremote.git)をコピーします。
全員端末を開き、演習用のフォルダに移動し、以下のコマンドで「gitremote」をクローンしてローカルリポジトリを作成する
git clone (コピーしたアドレス)
ls でローカルリポジトリが出来ているか確認する
cd gitremote でローカルリポジトリに移動する
ls で README と hoge.txt があることを確認する
cat hoge.txt で hoge.txt の中身を確認する。
この時点で以下の状態 1 となります。
なおリモートリポジトリのところにある「origin/main」は GitHub 上にあるリモートリポジトリの別名です。
また、README.md と HEAD 以前のコミットは省略しています。
Aさん
ワーキングツリー
インデックス
ローカルリポジトリ
|
Bさん
ワーキングツリー
インデックス
ローカルリポジトリ
|
Cさん
ワーキングツリー
インデックス
ローカルリポジトリ
|
Dさん
ワーキングツリー
インデックス
ローカルリポジトリ
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
リモートリポジトリ(origin/main)
|