今まで特に説明も無くフィールドとメソッドの前に「public」というキーワードをつけていましたが、このキーワードは「アクセス修飾子」と呼ばれています。
アクセス修飾子はフィールドやメソッドのアクセス権を決めるための修飾子で、大抵のオブジェクト指向言語には「public」「private」「protected」の3つの修飾子が用意されています。
さてアクセス修飾子のうち、public と private は次のような意味を持っています。
アクセス修飾子 | 意味 |
---|---|
public | フィールドやメソッドは他の全てのクラスやメソッドから自由にアクセスすることが出来る |
private | フィールドやメソッドはそれらを定義したクラスの中からしかアクセス出来ない |
なお protected は言語によって動作が微妙に異なるので今回のアクティビティでは詳しく説明しませんが、一般的に protected は public と private の中間の様な性質を持ちます。
興味のある人は調べてみて下さい。
またクラスそのものにもアクセス修飾子を付けることが出来ますが、こちらも言語によって動作が微妙に異なるので今回のアクティビティでは詳しく説明しません。
興味のある人は調べてみて下さい。