演習 2-1 (個人PC): UART を使って PIC と Bluetooth モジュール(RN-42)間を接続し、さらに SPP を使って Bluetooth モジュール(RN-42)と PC 間を接続し、PC から PIC を制御してみましょう。プログラムの仕様は以下の通りです。
仕様:
プロジェクト「IO_1_3」を「IO_2_1」にコピーします(プロジェクト名を右クリックして Copy を選択)。
プロジェクト IO_1_3 を閉じます(プロジェクト名を右クリックして Close を選択)。
(もし開きっぱなしになっていたら) 前のプロジェクトで開いていたソースを全て閉じます。
(IDEのバージョンによっては) プロジェクトのプロパティを開き、そのまま「Apply」ボタンを押して設定ファイルを更新します。※ 通常は自動で設定ファイルが更新されますが、バージョンによってはバグのため自動更新されないようです
setting.h を開き、一旦全ての機能をオフにします。
シリアル通信(USE_UART) のコメントアウトを解除します。
main.c を開き、ファイルの中身をテンプレートの内容に置き換えて下さい。
穴埋め問題になっていますので、プログラム内のコメントを参考に?のところを正しい内容に修正してください。
回路を作成します。
以下の設定に従って回路を作成して下さい。
(*) が前の演習からの変更箇所です。
ピン配置設定・回路接続方法: 1: RA2 2: RA3 3: RA4 4: MCLR/VPP -- PICkit の 1: NMCLR 5: VSS -- GND 6: RB0 (GPIO入力) -- タクトスイッチ 7: RB1 (*)8: Rx (UART) -- RN-42 の J2-6 : TX (UART) 9: RB3 10: RB4 (*)11: Tx (UART) -- RN-42 の J2-7 : RX (UART) 12: ICSPCLK -- PICkit の 5: PGC 13: ICSPDAT -- PICkit の 4: PGD 14: VDD -- 3.3V 15: RA6 16: RA7 17: RA0 (GPIO出力) -- LED 18: RA1 ※ RN-42 のアンテナ側を上にした時、右側が上から順に J2-1、J2-2、・・・となります
PC と RN-42 をペアリングし、SPP による仮想シリアルポートを PC 上に作成して下さい(方法は PC で使ってる OS による)。
適当な端末ソフトを起動して仮想シリアルポートを開いてください(通信速度 115200 bps、データビット 8 bit、パリティ無し、ストップビット 1 bit、フロー制御無し)。
書き込みボタンを押して正常に動作する事を確認して下さい。
指定場所に「main.c」を記入して下さい。