1. ディジタルフィルタとは

2. ディジタル線形フィルタとは

3. インパルス応答と線形時不変フィルタ

4. インパルス応答の畳み込みと出力

5. 伝達関数

6. ブロック図

7. 基本パーツ

8. フィルタの合成

9. フィードバック機構

10. 伝達関数からブロック図を描く

11. 安定性

12. 周波数特性


演習1-1 (個人): 伝達関数

\[ \textrm{H}(z) = a + b \cdot z^{-n} \]

を持つフィルタ、つまりディレイフィルタ(delay filter)を作って自分の声にディレイ効果をかけてみましょう。

マイクを PC の端子に繋ぎます。
マイクの設定を開いて音量調整をします。
レコーダーを開きます。
「3 秒以上」録音し、ダウンロードフォルダに音声ファイル( out.wav ) をダウンロードします。
out.wav を試しに再生し、もし音が小さい場合は録音し直します。
out.wav を演習フォルダに移動して「 DF_1_1.wav 」に名前を変更します。
Jupyter Notebook を起動します。
新規ノートブックを作って「DF_1_1」に名前を変更します。
一番上のセルにテンプレートの内容をコピーします。
穴埋め問題を解いて実行するとフィルタリング前後のスペクトログラムと「 DF_1_1_out.wav 」という Wave形式音声ファイルが出来ます。
DF_1_1_out.wav を再生して自分の声にディレイ効果がかかっている事を確認して下さい。
パラメータ(a,b,delay)を色々変えると効果が色々変化することを確認して下さい。
指定場所に「ソースコード」、「フィルタリング前のスペクトログラム」と「フィルタリング後のスペクトログラム」を貼り付けて下さい。